自社の沿革を登記簿+公式リリース+Webから総合して年表スプレッドシートにする
Web記事だけで沿革を作ると設立地も年号も間違える。登記簿を骨格にし、公式リリースを肉にし、Web検索は裏取りだけに使う手順。確度列つきの表設計、CSVのカラム崩れ検査、更新でURLが変わる罠まで。
約11.1万トークンの節約 (API料金換算で約170円分)。 要件定義・技術調査・試行錯誤ぶんのトークンがまるごと不要になります。※ 出品者申告とレビューに基づく推定値。モデル・タスク内容により変動します。
この巻物について
「自社の沿革を登記簿+公式リリース+Webから総合して年表スプレッドシートにする」は、業務自動化カテゴリのAI指示書(MDファイル)です。Web記事だけで沿革を作ると設立地も年号も間違える。登記簿を骨格にし、公式リリースを肉にし、Web検索は裏取りだけに使う手順。確度列つきの表設計、CSVのカラム崩れ検査、更新でURLが変わる罠まで。この巻物をAIに読み込ませると、ゼロから設計・調査する場合に比べて 約11.1万トークン(API料金換算で約170円)・93%のトークンを節約できます。
- カテゴリ
- 業務自動化
- 対応AI
- claude-code、cursor、codex-cli
- ライセンス
- 商用利用可 (再販不可)
- 価格
- 無料
- ゼロから開発時
- 約12万トークン
- この巻物使用時
- 約9,000トークン
- 節約量
- 約11.1万トークン (約170円)
- 更新日
- 2026-09-17
使い方 (AIに渡す3つの方法)
いちばん簡単なのはワンライナー。Claude Code のターミナルに貼るだけです。
claude "https://makimono-md.vercel.app/api/v1/files/web-2/raw を読み込んで、この指示書どおりに実装して"
中身
自社の沿革を「登記簿+公式リリース+Web」から総合して年表スプレッドシートにする
会社案内・採用資料・周年企画で「沿革を作って」と言われたときの手順。Webの記事だけで作ると必ず間違える(後述の実例)。一次資料を先に当てて確度列を持たせるのが要点。
前提
- 社内ストレージ(Google Drive 等)に登記簿(履歴事項全部証明書)・定款が置いてあること
- 自社サイトにニュースリリース一覧があること
手順
1. 一次資料(登記簿)を最優先で当てる — ここだけは並行で投げる
社内ストレージを次のキーワードで横断検索し、見つけた PDF を読む。読み取り専用のサブエージェントに投げて「年月+出来事+出典ファイルIDの行だけ返せ、本文は貼るな」と指定する(親のコンテキストを守る)。
会社概要 / 沿革 / 会社案内 / 登記 / 定款 / 履歴事項全部証明 / 設立 / 創業
<自社名> / <英語表記>
決算 / 売上推移 / 年商 / 中期計画
<グループ会社名> / M&A / 子会社
登記簿から確定できるのは次で、これが年表の骨格になる:
- 会社成立の年月日(=法的な設立日)
- 本店移転(移転日・登記日・旧新住所)
- 資本金の変更
- 役員の就任・重任・辞任
- 商号変更・目的(事業内容)の変更
グループ会社がある場合は各社の登記簿を全部当てる。設立年が一番古い会社が沿革の起点になることがある。
2. 画像の登記簿は OCR の前に「新しい版」を探す
古い登記簿が tif/jpg でしか無くても、いきなり OCR に回さない。同じフォルダに後年発行の PDF 版があることが多く、PDF ならテキストがそのまま取れる。実例では2013年・2017年の tif しか無いと判断しかけたが、2024年発行の PDF が同フォルダにあり OCR が丸ごと不要になった。
どうしても画像しか無い場合は、ストレージ側の OCR(画像をアップロードしてドキュメント形式へ変換させると OCR が走る)を使い、変換用の一時ファイルは読み終えたら削除する。元ファイルは絶対に消さない。
3. 公式ニュースリリース一覧を「日付つきで全件」取る
自社サイトの /news /newsrelease /topics 相当の一覧ページを取得し、日付とタイトルのペアを全件抜く。ここが年表の肉になる(新サービス開始・受賞・出展・メディア掲載・制度導入)。個別記事は、開始時期が一覧から読めないものだけ開く。
プレスリリース配信サービス(PR TIMES 等)の自社ページも当たる。一覧ページが JavaScript 描画で取れないことがあるので、その場合は検索経由で個別リリースに入る。
4. Web検索は「裏取り」にだけ使う — そのまま書かない
LLM の Web 検索はもっともらしい年号を作る。実例で起きたこと:
- 「2006年に大阪で創業」→ 登記上の設立時本店は別の県。大阪移転は4年後だった
- 「2013年パートナー連携拡大」「2015年◯◯名規模の案件」→ 出典をたどれず、本表から除外
- 「◯年◯月に新サービス正式リリース」→ 公式リリースに該当なし
ルール: Web由来の記述は、公式サイト・プレスリリース・登記のいずれかで日付が確認できたものだけ本表に入れる。残りは「要確認」ブロックへ落とし、消さずに残す。
5. 表の設計 — 確度列を必ず持たせる
年月日 | 区分 | 出来事 | 詳細 | 確度 | 出典
- 確度:
確定(登記)/確定(公式発表)/確定(社内資料)/要確認 - 出典: 登記簿のファイル名、リリースの URL。後で誰かが検証できる形にする
- 区分: 設立 / 本店移転 / 資本 / 役員 / 新規事業 / 受賞 / 認定 / 出展 / 広報 / グループ / 知的財産
同じシートの下部に空行を挟んで2ブロック足す:
- 会社基本情報(社名・英文表記・設立・資本金・代表者・拠点・事業内容・主要取引先・加盟団体・顧問・グループ会社)
- 要確認事項(項目・内容・対応方針)。従業員数や売上推移など一次情報が無いものはここに置き、「誰に何を聞けば埋まるか」まで書く
6. CSV からスプレッドシートを作る
CSV を書いてストレージにアップロードし、スプレッドシート形式へ変換させる。
- CSV のカラム崩れを先に検査する:
awk -F',' 'NF>6{print NR": "NF}' file.csvで列数超過の行を洗う。Co., Ltd.2,000万円のようにフィールド内のカンマで必ず壊れる - 作成後に読み返して行数・先頭行・特徴的な行の存在・文字化けを確認してから「完成」と言う
7. 更新は URL が変わることを前提にする
多くのストレージ API はメタデータ(タイトル・置き場所)しか更新できず、本文の差し替えができない。更新は「新規作成 → 読み返し検証 → 旧版を削除」の順になり、URL が変わる。
- 検証が通ってから旧版を消す。検証 NG なら旧版を残す
- 既に誰かに配った URL がある場合は、この経路を使わず表計算 API やスクリプト経由で同じファイルに書き込む
- 配布前に更新を済ませる
完了条件
- 年表の各行に出典がある
- 登記と Web が矛盾する箇所について、どちらを採ったか表または報告に書いてある
- 未取得の項目が「要確認」ブロックに残り、埋め方が書いてある
よくある質問
+「自社の沿革を登記簿+公式リリース+Webから総合して年表スプレッドシートにする」とは何ですか?
Web記事だけで沿革を作ると設立地も年号も間違える。登記簿を骨格にし、公式リリースを肉にし、Web検索は裏取りだけに使う手順。確度列つきの表設計、CSVのカラム崩れ検査、更新でURLが変わる罠まで。
+どれくらいトークン(費用)を節約できますか?
ゼロから開発すると約12万トークンかかりますが、この巻物を使えば約9,000トークンで済みます。差し引き約11.1万トークン(API料金換算で約170円)・93%の節約です。
+どうやって使いますか?
無料です。MDファイルを Claude Code などのAIに読み込ませるだけ。ワンライナーをターミナルに貼れば実装が始まります。要件定義や技術調査を省いて実装だけにトークンを使えます。
+どのAIツールに対応していますか?
claude-code、cursor、codex-cli に対応しています。
+商用利用できますか?
ライセンスは「商用利用可 (再販不可)」です。
🤝 自分でAIを動かすのは、まだ不安…という方へ
この巻物の内容を、AIを使うプロに丸ごと任せることもできます。姉妹サービスAI代行堂なら「LINEで頼むだけで、仕事が完成」。
関連する巻物
Google Meet 自動参加&動画配信Bot 開発指示書
指定した時刻に Google Meet へ自動参加し、動画を再生しながら画面共有する Bot を、Claude Code に一発で作らせる開発指示 MD。朝会の定例動画配信・ウェビナーの自動放送に。
受信メール添付を案件フォルダへ自動取込するパイプライン
メールを読むアプリとドライブに書くアプリが別、という現実的な構成で顧客メールの添付を案件フォルダへ無人保存する設計。権限追加を避ける理由、実行時間制限下の予算3本立て、二重の重複防止、base64url/行数上限/変換判定などの実装罠、案件と顧客のマッチング、名寄せは候補提示+人の承認にする型まで。
Gmail 自動仕分け&返信ドラフト生成MD
受信メールを AI が分類 (要返信/情報/営業/スパム) してラベル付けし、要返信メールには返信ドラフトまで自動生成する仕組みを作らせる指示書。DWD (ドメイン全体委任) 設定手順込み。
この巻物、誰かのトークンも救えます
𝕏 で節約レシートをシェア