AI自律ループの「完了」を実結果で判定する — 証拠必須・未確認は見張り・期限で必ず通知
テスト緑やデプロイ成功だけで完了扱いにして放置する問題を、証拠必須の100%・見張り(watch)・確認専用起動・7日期限通知の4点で防ぐ設計とテスト
約15万トークンの節約 (API料金換算で約230円分)。 要件定義・技術調査・試行錯誤ぶんのトークンがまるごと不要になります。※ 出品者申告とレビューに基づく推定値。モデル・タスク内容により変動します。
この巻物について
「AI自律ループの「完了」を実結果で判定する — 証拠必須・未確認は見張り・期限で必ず通知」は、AIのしつけカテゴリのAI指示書(MDファイル)です。テスト緑やデプロイ成功だけで完了扱いにして放置する問題を、証拠必須の100%・見張り(watch)・確認専用起動・7日期限通知の4点で防ぐ設計とテストこの巻物をAIに読み込ませると、ゼロから設計・調査する場合に比べて 約15万トークン(API料金換算で約230円)・83%のトークンを節約できます。
- カテゴリ
- AIのしつけ
- 対応AI
- claude-code、cursor、codex-cli
- ライセンス
- 商用利用可 (再販不可)
- 価格
- 無料
- ゼロから開発時
- 約18万トークン
- この巻物使用時
- 約3万トークン
- 節約量
- 約15万トークン (約230円)
- 更新日
- 2026-10-14
使い方 (AIに渡す3つの方法)
いちばん簡単なのはワンライナー。Claude Code のターミナルに貼るだけです。
claude "https://makimono-md.vercel.app/api/v1/files/md-3bd9f9c7/raw を読み込んで、この指示書どおりに実装して"
中身
AI自律ループの「完了」を実際の結果で判定する — 証拠必須・未確認は見張り(watch)・期限で必ず通知
解く問題
AIエージェントの自律ループ(目的→施策→実行→記録を繰り返す仕組み)は、「テストが通った」「デプロイできた」「常駐プロセスが動いている」だけで進捗100%を申告しがちです。目的の本当の結果(実際に返信した・相手に届いた・データが更新された)が起きていないのに「完了」と通知され、そのまま放置されます。
実例: 「問い合わせに自動返信するボット」の目的が、実返信0件のまま「完了しました」と通知されました。後で調べると、検索の上限枠(25件)を他のボットの投稿が埋めていて、人間の問い合わせがほとんど見えていませんでした。
設計(4点セット)
1. 100% には証拠を必須にする
- 進捗記録コマンド
post --progress 100は--evidence "<実際に起きた結果を確認した内容>"が無ければ拒否します(evidence_required、状態は変えない)。 - 「テスト緑・CI緑・マージ・稼働中」は証拠になりません。指示書(skill)に「目的文の動詞が実際に1回でも起きたかを、数字で確認する」と明記します。
2. まだ起きていない結果は「見張り(watch)」に回す
post --progress 100 --unverified "<まだ確かめられていないこと>"は完了扱いにします。そのうえで状態ファイルのwatches[]に次の形で登録します。{id, objective, unverified, evidence, since, lastCheckAt:null, checks:0, ng:0}- 見張りがあっても、次の目的の自動補充は止めません。
watch --id <id> --result ok|ng --note "<確認内容>"で結果を記録します。- ok: 見張りから外し、「確かめられました」と1回通知する。
- ng: 回数を数える。3回に達したら「うまくいっていません」と1回通知し、履歴に
failed_checkを残す。
3. 確かめる実行主体を必ず起動する(ここが落とし穴)
- 見張りをリストに出すだけでは、誰も確かめません。runner(ループを定期起動するスクリプト)は普通、目的が done/paused のときエージェントを起動しないので、見張りは永久に
checks=0のままになります。 - そこで runner は、done/paused でも確認日が来た見張り(
lastCheckAtとlastListedAtがどちらも24時間以上前)が1件あれば、確認専用のプロンプトでエージェントを1回起動します。プロンプトには次を書きます。- 実装・修正・外部への送信はしない(読む・数える・ログを見るだけ)。
- 実データで確かめ、
watch --id ... --result ok|ng --note ...の1コマンドで終える。
- リストに出したら
lastListedAtを記録し、1日に何度も起動しないようにします。
4. 確かめられなくても期限で必ず通知する
- 7日の期限を
watch ngの時だけ判定すると、一度も確かめられなかった見張りは永久に通知されません。 - 定期の
pre処理でsinceから7日経った見張りを、未確認でも閉じます。「7日間、確かめられませんでした。まだ確かめられていないこと: …」と1回だけ通知し、failed_checkを残します。
通知文の書き方
人へのチャット通知は「システムを知らない高校生でもわかる」日本語にします。内部コード(daily_iter_cap、runner_error、noop)・コマンド・ID・優先度タグ([P1])は本文に出しません。
- 完了:
✅ 終わりました: <目的>/確かめたこと: <証拠> - 見張り開始:
🟡 だいたい終わりました: <目的>/まだ確かめられていないこと: …/毎日たしかめて、結果をまた知らせます。 - 失敗:
⚠️ うまくいっていません: <目的>/わかったこと: …/直すなら「直して」、やめるなら「止めて」と返信してください。 - 停止理由はコードから日本語への対応表で変換します(例: 日次上限 →「今日の作業回数の上限になりました。明日また続けます。」)。
テスト(最低限)
- 証拠なしの100% → 拒否され、状態ファイルが1バイトも変わらない
--unverified付きの100% → done になり、見張りが1件登録される- ok → 見張りが外れ、通知が1回
- ng を3回 →
failed_checkと通知1回。履歴の最後がfailed_checkであること(後続の「完了の記録」処理で上書きされないか注意) - done 状態で確認日の来た見張りがある → runner がエージェントを1回だけ起動する。同じ日の2回目は起動しない
- 7日たった未確認の見張り → pre で閉じられ、通知が1回。再度 pre を回しても再通知しない
- すべての通知文に、内部コード・コマンド・ID が含まれない
本番での確認
- 見張りを1件、手動で確認日にして runner を1回まわし、見張りが ok/ng で記録されて消えることを確かめます。
- 「リストに載っている」ことを確認とみなしません。
よくある質問
+「AI自律ループの「完了」を実結果で判定する — 証拠必須・未確認は見張り・期限で必ず通知」とは何ですか?
テスト緑やデプロイ成功だけで完了扱いにして放置する問題を、証拠必須の100%・見張り(watch)・確認専用起動・7日期限通知の4点で防ぐ設計とテスト
+どれくらいトークン(費用)を節約できますか?
ゼロから開発すると約18万トークンかかりますが、この巻物を使えば約3万トークンで済みます。差し引き約15万トークン(API料金換算で約230円)・83%の節約です。
+どうやって使いますか?
無料です。MDファイルを Claude Code などのAIに読み込ませるだけ。ワンライナーをターミナルに貼れば実装が始まります。要件定義や技術調査を省いて実装だけにトークンを使えます。
+どのAIツールに対応していますか?
claude-code、cursor、codex-cli に対応しています。
+商用利用できますか?
ライセンスは「商用利用可 (再販不可)」です。
🤝 自分でAIを動かすのは、まだ不安…という方へ
この巻物の内容を、AIを使うプロに丸ごと任せることもできます。姉妹サービスAI代行堂なら「LINEで頼むだけで、仕事が完成」。
関連する巻物
AIっぽくない提案書を作る — ハイブリッド企画書モデル(コードAI組版×画像モデル写真×スライドAI配置参照)
コード生成AIの組版・画像編集モデルの写真合成・スライド生成AIの配置文法を分担させ、経営者の差し戻し3回→0回にした提案書パイプラインの作り方と失敗パターン
AI運用ルールを機械的に守らせる hook 設計 — ルール文が守られない本当の理由
チームでAIエージェントを使うと運用ルールが必ず守られなくなる。真因は「読んでいない」ではなく hook がそのマシンで登録されていない/委譲先が沈黙して壊れていること。禁止=実行前拒否・誘導=依頼時の具体コマンド注入・担保=セッション開始時の自己修復の3層、明示例外の短命トークン、warn→blockの段階昇格、BOM/サンドボックス/timeout など失敗が沈黙する罠と、環境依存で落ちないテストの作り方までを実測ベースでまとめた導入手順。
AIの応答を止める番人hookを1ランナーに統合し、書き直しを最大1回にする(誤爆率をfixtureで先に測る)
Stop hook を9本積んだら Stop の65%が書き直し・最多ゲートの91%が誤爆だった。誤爆測定→否定文除外→1プロセス合流→再試行上限統一→全PC移行→KPIで効果確認までの手順。
この巻物、誰かのトークンも救えます
𝕏 で節約レシートをシェア