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AI運用ルールを機械的に守らせる hook 設計 — ルール文が守られない本当の理由

チームでAIエージェントを使うと運用ルールが必ず守られなくなる。真因は「読んでいない」ではなく hook がそのマシンで登録されていない/委譲先が沈黙して壊れていること。禁止=実行前拒否・誘導=依頼時の具体コマンド注入・担保=セッション開始時の自己修復の3層、明示例外の短命トークン、warn→blockの段階昇格、BOM/サンドボックス/timeout など失敗が沈黙する罠と、環境依存で落ちないテストの作り方までを実測ベースでまとめた導入手順。

出品者: kim@orgiast.jp3 DL📖 読込 約3,100トークン (約5円)💰 コスパ 79
トークン節約メーター95%節約
ゼロからAIに作らせた場合26万トークン
このMDを読ませた場合1.4万トークン

24.6万トークンの節約 (API料金換算で約370円分)。 要件定義・技術調査・試行錯誤ぶんのトークンがまるごと不要になります。※ 出品者申告とレビューに基づく推定値。モデル・タスク内容により変動します。

この巻物について

AI運用ルールを機械的に守らせる hook 設計 — ルール文が守られない本当の理由」は、AIのしつけカテゴリのAI指示書(MDファイル)です。チームでAIエージェントを使うと運用ルールが必ず守られなくなる。真因は「読んでいない」ではなく hook がそのマシンで登録されていない/委譲先が沈黙して壊れていること。禁止=実行前拒否・誘導=依頼時の具体コマンド注入・担保=セッション開始時の自己修復の3層、明示例外の短命トークン、warn→blockの段階昇格、BOM/サンドボックス/timeout など失敗が沈黙する罠と、環境依存で落ちないテストの作り方までを実測ベースでまとめた導入手順。この巻物をAIに読み込ませると、ゼロから設計・調査する場合に比べて 約24.6万トークン(API料金換算で約370円)・95%のトークンを節約できます。

カテゴリ
AIのしつけ
対応AI
claude-code、cursor、codex-cli
ライセンス
商用利用可 (再販不可)
価格
無料
ゼロから開発時
約26万トークン
この巻物使用時
約1.4万トークン
節約量
約24.6万トークン (約370円)
更新日
2026-08-20

使い方 (AIに渡す3つの方法)

いちばん簡単なのはワンライナー。Claude Code のターミナルに貼るだけです。

⬇ .md をダウンロード
claude "https://makimono-md.vercel.app/api/v1/files/ai-hook/raw を読み込んで、この指示書どおりに実装して"
claude-codecursorcodex-cliライセンス: 商用利用可 (再販不可)

中身

AI運用ルールを「機械的に守らせる」hook設計 — ルール文が守られない本当の理由

チームで AI コーディングエージェント(Claude Code / Codex CLI 等)を使うと、必ずこうなる。

「高いモデルを使うな」「実装は定額枠のCLIに投げろ」「大量処理は夜間バッチに回せ」と ルールに書いたのに、別のPCでは一度も実行されていなかった

原因はほぼ「ルールを読んでいない」ではない。ルールを強制する仕組みがそのマシンで動いていないか、 経路が沈黙して壊れているかのどちらかである。この指示書は、その2つを機械的に潰す設計を渡す。


1. 何を hook にするか(3層で考える)

発火点役割
禁止ツール実行前 (PreToolUse)拒否する使用禁止モデルの指定を deny
誘導依頼受領時 (UserPromptSubmit)依頼を分類し具体コマンドを注入実装→定額CLI / 分類→激安API / 長文脈→大容量文脈API
担保セッション開始時 (SessionStart)hookが登録されているか自己点検し欠落を自動修復必須hook棚卸し+再登録

3層目が抜けると全部無意味になる。 これが冒頭の「別PCで一度も実行されていない」の正体である。

落とし穴: 配布とインストールは別物

  • 日次同期スクリプトが「hookのファイル」を更新しても、設定ファイルへの登録はインストール時のままになりがち。 → インストール後に追加した hook は、既存マシンに永久に届かない。
  • 対策: 同期処理の最後に登録処理を必ず呼ぶ(冪等に)。さらに SessionStart で 「必須hookの一覧」と実際の設定を突き合わせ、欠けていたら自動で登録し1行だけ報告する。 揃っていれば何も出力しない(無音が正常)。
// hook-selfcheck: SessionStart で必須hookの欠落を検出→自動修復
const REQUIRED = [
  ['PreToolUse', 'model-guard.mjs'],
  ['UserPromptSubmit', 'routing-gate.mjs'],
  ['SessionStart', 'hook-selfcheck.mjs'],
];
const missing = REQUIRED.filter(([ev, s]) =>
  !(settings.hooks?.[ev] || []).some(g => (g.hooks || []).some(h => String(h.command||'').includes(s))));
if (missing.length) {
  spawnSync(process.execPath, [registrar, '--hooks-only'], { env: { ...process.env, HOME_OVERRIDE: home } });
  console.log(`🚨 必須hookが ${missing.length} 本欠落していたため自動登録しました(次回セッションから有効)`);
}
process.exit(0); // 失敗しても必ず 0(エージェント本体を壊さない)

登録処理の冪等判定は「拡張子を無視」する

同じhookに OS 別の実装(.ps1.mjs など)があると、拡張子込みで重複判定すると二重登録になり 同じ内容が2回注入される。判定は拡張子を落として行い、**旧実装は置換(migrate)**する。

const base = scriptName.replace(/\.(mjs|ps1|sh)$/, '');
if (registered.some(cmd => cmd.includes(base))) return false; // 既にある

また、既に登録済みのエントリは「追加」処理でスキップされるので、timeout などの属性変更は届かない。 属性を変えたいなら「既存エントリを書き換える」処理を別に用意する。


2. 禁止は「集計」でなく「拒否」でやる

よくある失敗: 使用禁止のはずのモデルが、日次レポートの事後集計にしか登場しない。 これは「気をつけよう」以上の効果を持たない。ツール実行前フックで拒否する。

  • エージェントがサブエージェントを生成するツールも拒否対象に含める。 ここを見落とすと「本体は守るがサブエージェント経由で全部素通り」になる。
  • 探索・読み取り専用の用途は除外する(過剰なブロックは信頼を失う)。

例外は「人の明示指定」で自動的に通す

「どうしても使いたい時は hook を外してください」は運用が壊れる(外したまま戻らない)。 発話を見られる層(依頼受領時)で明示指定を検知し、短命の許可トークンを書く

// 依頼受領時: 明示指定を検知して 60分・同一セッション限りの許可を発行
if (/明示指定の正規表現/.test(prompt) && !/使うな|禁止|避けて/.test(prompt)) {
  writeJson(allowFile, { until: Date.now() + 60*60*1000, sessionId, prompt: prompt.slice(0,120) });
}
// ツール実行前: deny の前に許可を検証(期限内かつ同一セッション)
if (violating && !validAllow(allowFile, sessionId)) return deny(reason);

時間とセッションで自動失効するので、許可が残留しない。否定文脈(「〜は使うな」)で発行しないこと。


3. 段階的エスカレーション(warn → block)

最初から全部ブロックすると作業が止まり、回避策が横行する。 観測 → 警告 → 改善しなければ拒否の順に上げる。判定は状態ファイルに書き、hook が読む。

{ "mode": "warn", "reason": "観察中", "metric": 0.06, "target": 0.30 }
  • 目標を大きく下回る(例: 目標の1/3未満)ときは観察期間を短縮して即 block に上げる。
  • 必ず脱出ハッチを用意する(オーバーライド用ファイルの作成 / 指標が改善したら自動で warn に戻る)。
  • 拒否メッセージには代わりに実行すべき具体コマンドを必ず書く。禁止だけ告げると人は詰まる。

4. 「失敗が沈黙する経路」を疑う(ここが本命)

ルールを強制できても、委譲先が静かに死んでいると全部エージェント本体に戻ってくる。実際に踏んだもの:

症状真因対策
全APIキーが「未設定」判定設定ファイルが UTF-8 BOM 付きで、1行目が KEY= になり startsWith('KEY=') が外れる共有パーサに集約(BOM除去 / export KEY= / KEY = "v" / コメント / 重複は最後 / CRLF)。既存ファイルはバックアップ付きで自動修復
CLIは入っているのに書き込めないサンドボックスが読み取り専用に固定されるプラットフォームがある「導入済みか」ではなく**「その用途に使えるか」で判定**。使えないなら具体的な代替経路を出す
外部CLIの起動が必ず失敗shell 経由で引数を引用符付きで渡すと壊れる環境があるshell を介さない配列渡しで起動する
自動導入が永久に完了しない導入コマンドが数十秒〜数分かかるのに、hookには timeout があるため毎回途中で殺される重い処理は切り離して起動し即座に戻る。報告は「開始しました(次回有効)」と正直に書く。二重起動は状態ファイルで防ぐ
委譲率が実際より低く出る委譲先のログが別のファイルシステム配下(仮想環境の中など)にあり集計対象外集計対象パスに仮想環境側も含める

共通する教訓: これらは全部エラーを出さない。だから「導入した」「配った」で完了と判断してはいけない。 実際に実行して、期待する副作用(ファイルが書かれた・キーが読めた・差分が出た)を確認するまでが1タスク。


5. 「決めた施策が実際に使われたか」を可視化する

使われていない施策は存在しないのと同じ。定期レポートに使用回数0を⚠️で名指しする表を出す。

| 実行者/施策 | 使用回数 | 判定 |
|---|---:|---|
| 激安API      |  87 | ✅ |
| 長文脈API    |   0 | ⚠️ 使用0 |
| 夜間バッチ   |   3 | ✅ |
| 禁止モデル   | 558k tok | 🚨 検出 |

集計のモデル分類に禁止対象を明示的に入れること。分類漏れで「その他」に丸められると、 最も見たい違反が永久にレポートに現れない(実際にそうなっていた)。


6. テストの作り方(ここで必ずハマる)

hook は「壊れると全作業が止まる」ので、テストは必須。ただし次を守る。

  1. 本物のホームディレクトリを絶対に触らない。 環境変数でホームを一時ディレクトリに差し替えて実行する。 差し替えを忘れたテストは、本番の状態ファイルが変わった瞬間に落ちる(例: モードが warn→block に昇格した途端に失敗)。
  2. プラットフォーム依存の値を固定値で期待しない。 「導入先 = native」と書くと別OSで必ず落ちる。 実行環境から期待値を導出する。
  3. テスト用の差し替え口を実装側に用意する(導入コマンドの置換、検出結果の強制)。 未設定時は挙動に一切影響しないこと。これが無いと「未導入の経路」を再現できない。
  4. 重い処理が同期的にブロックしないことを時間で検証する(例: 20秒かかる導入コマンドを与えても本体は数秒で戻る)。
  5. 秘匿値は状態だけを検証し、値をログに出さない。

7. 委譲を「抜け道より楽」にする

規律は禁止だけでは定着しない。正規ルートが最短になるようにする。

  • 長い起動コマンドを毎回組み立てさせない。1コマンドのラッパーを用意する。
  • ラッパーが蓄積コンテキストを自動で同梱する(別のCLIはこちらの記憶を継承しないので、 素で投げると気が利かない)。関連する知見ファイルだけをキーワードで選んで渡す。
  • 実行後に差分の要約を出し、使用実績を台帳に記録する(=委譲率の指標が自動で上がる)。
  • 「実装を依頼したのに差分が空」なら警告して非ゼロ終了する。黙って成功扱いにしない。

8. 並行作業の事故(共有作業ツリー)

同じリポジトリを複数のエージェントセッションが同時に触ると、作業ツリー・ステージ領域・HEAD が共有される。

  • git commit -a / git add -A他セッションの進行中作業を巻き込む。 対象ファイルを列挙して stage する。
  • 自分が触っていないファイルが変更されていたら、消す前に持ち主を確認する(原則そのまま放置)。
  • 長い作業は作業ツリーごと分離する(git worktree add)。共有ツリーの HEAD を切り替えない。

導入チェックリスト

  • 禁止事項はツール実行前フックで拒否しているか(サブエージェント生成ツールも対象に含めたか)
  • 明示例外が手作業ゼロで通り、時間とセッションで自動失効するか
  • 依頼受領時に「用途別の具体コマンド」を注入しているか(禁止だけになっていないか)
  • セッション開始時に必須hookの欠落を自己修復するか(無音が正常)
  • 日次同期が登録処理を呼ぶか(ファイル更新だけになっていないか)
  • 設定ファイル読込は BOM・表記ゆれに強い共有パーサ経由か
  • 「導入済み」ではなく**「その用途に使えるか」**で判定しているか
  • 重い自動修復は切り離し起動で hook の timeout を超えないか
  • レポートに使用回数0を名指しする表があるか
  • テストは一時ホームで走り、プラットフォーム依存の固定値を期待していないか

よくある質問

「AI運用ルールを機械的に守らせる hook 設計 — ルール文が守られない本当の理由」とは何ですか?

チームでAIエージェントを使うと運用ルールが必ず守られなくなる。真因は「読んでいない」ではなく hook がそのマシンで登録されていない/委譲先が沈黙して壊れていること。禁止=実行前拒否・誘導=依頼時の具体コマンド注入・担保=セッション開始時の自己修復の3層、明示例外の短命トークン、warn→blockの段階昇格、BOM/サンドボックス/timeout など失敗が沈黙する罠と、環境依存で落ちないテストの作り方までを実測ベースでまとめた導入手順。

どれくらいトークン(費用)を節約できますか?

ゼロから開発すると約26万トークンかかりますが、この巻物を使えば約1.4万トークンで済みます。差し引き約24.6万トークン(API料金換算で約370円)・95%の節約です。

どうやって使いますか?

無料です。MDファイルを Claude Code などのAIに読み込ませるだけ。ワンライナーをターミナルに貼れば実装が始まります。要件定義や技術調査を省いて実装だけにトークンを使えます。

どのAIツールに対応していますか?

claude-code、cursor、codex-cli に対応しています。

商用利用できますか?

ライセンスは「商用利用可 (再販不可)」です。

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