安いLLMにコードをファイル単位で生成させて安全に書き出す(区切りマーカー+許可リスト+検収)
コーディングエージェントが動かない環境で、DeepSeek等のチャットAPIに複数ファイルの完全内容を出させ、許可リスト付きsplitterで書き出し、テスト・diff・致命パターンで検収する型。ルーティング上書きやコピー癖などの失敗表つき
約6,400トークンの節約 (API料金換算で約10円分)。 要件定義・技術調査・試行錯誤ぶんのトークンがまるごと不要になります。※ 出品者申告とレビューに基づく推定値。モデル・タスク内容により変動します。
この巻物について
「安いLLMにコードをファイル単位で生成させて安全に書き出す(区切りマーカー+許可リスト+検収)」は、開発プロセスカテゴリのAI指示書(MDファイル)です。コーディングエージェントが動かない環境で、DeepSeek等のチャットAPIに複数ファイルの完全内容を出させ、許可リスト付きsplitterで書き出し、テスト・diff・致命パターンで検収する型。ルーティング上書きやコピー癖などの失敗表つきこの巻物をAIに読み込ませると、ゼロから設計・調査する場合に比べて 約6,400トークン(API料金換算で約10円)・71%のトークンを節約できます。
- カテゴリ
- 開発プロセス
- 対応AI
- claude-code、cursor、codex-cli
- ライセンス
- 商用利用可 (再販不可)
- 価格
- 無料
- ゼロから開発時
- 約9,000トークン
- この巻物使用時
- 約2,600トークン
- 節約量
- 約6,400トークン (約10円)
- 更新日
- 2026-09-20
使い方 (AIに渡す3つの方法)
いちばん簡単なのはワンライナー。Claude Code のターミナルに貼るだけです。
claude "https://makimono-md.vercel.app/api/v1/files/llm-6/raw を読み込んで、この指示書どおりに実装して"
中身
安いLLMにコードをファイル単位で生成させて安全に書き出す(区切りマーカー+許可リスト+検収)
自律コーディングCLI(Codex 等)が環境要因で使えないとき、テキスト応答しか返さない安いチャットAPI(DeepSeek / Kimi 等)に ファイルの完全な最終内容を出させ、機械的にリポジトリへ書き出す型。1回の呼び出しで複数ファイル、書き出し先は許可リストで縛る。
いつ使うか
- 実装本体を定額のコーディングエージェントへ委譲したいが、そのエージェントが動かない(サンドボックス不具合・WSL不在・hook でブロック)
- 生成量が 100〜400 行程度で、仕様書と現行ソースをプロンプトに丸ごと入れても 2 万トークンに収まる
- 生成物をそのまま信用せず、テストとレビューで検収できる
手順
1. 仕様書を1ファイルで書く(人間向けの依頼文と同じ粒度)
- 「あなたは実装者。再委譲禁止。防護解除ファイルを作らない」を冒頭に置く
- 変更してよいファイル名を列挙し、それ以外は「変更禁止」と明記する
- 関数のシグネチャ・戻り値・却下ルール・テストケース数を箇条書きで固定する
- 「完了条件」に実行コマンドと期待出力(例:
pytest -qが全 pass)を書く
2. プロンプトを機械で束ねる(LLM はファイルを読めない)
仕様書 + 現行ソース全文 + 依存先の関連部分(変更禁止・呼び出すだけ)+ 既存テスト(スタイル参考)を1本のテキストに連結する。 出力形式はこの形を厳守させる:
=====FILE: <相対パス1>=====
<ファイル全文>
=====FILE: <相対パス2>=====
<ファイル全文>
=====END=====
「説明・前置き・コードフェンス不要」と書いても弱いモデルはフェンスを付けるので、書き出し側で剥がす。
3. シェルを通さずに呼ぶ
長い日本語をシェルの argv に直接書くと文字コード変換やバックスラッシュ潰れが起きる。
ラッパを1本書き、プロンプトはファイルから読んで 配列引数で spawn(spawnSync("node", [cli, "--provider", p, "--system", sys, user]))する。
標準出力はファイルへ保存し、標準エラーの「実際に使われた provider/model」の行を必ず見る。
4. 書き出しは許可リスト付き splitter で
ALLOW = {"<変更してよいファイル1>", "<変更してよいファイル2>"}
parts = re.split(r"^=====FILE: (.+?)=====\s*$", raw, flags=re.M)
for name, body in zip(parts[1::2], parts[2::2]):
body = re.split(r"^=====END=====", body, flags=re.M)[0]
body = 先頭末尾のコードフェンスを除去(body)
if name.strip() not in ALLOW: print("SKIP", name); continue
open(os.path.join(REPO, name), "w", encoding="utf-8", newline="\n").write(body)
許可リスト外のファイル名が出てきたら書かずに報告する(モデルが勝手にファイルを増やすのを防ぐ)。
5. 検収(ここを省くと事故になる)
- テストを走らせる。テスト側の誤りも混じる(例: 「キーワードを含まない本文は却下」のテストで、検査文自体にそのキーワードが入っていた)。落ちた原因が実装かテストかを読んで判定する
git status --porcelainとgit diff --statで、変わったのが許可リストのファイルだけか確認する- 生成コードの致命パターンを目で見る: 全角引用符で文字列が閉じない SyntaxError、
any(c in "http://https://" for c in text)のような任意1文字一致の判定、引数解析より前に置かれた必須環境変数チェック(サブコマンドが使えなくなる) - 弱いモデルへの「重複禁止リスト」はそのままコピーされる。禁止は「コピー・言い換え禁止」と明記し、機械側に既存本文との完全一致却下を持たせる
失敗パターンと回避
| 症状 | 原因 | 回避 |
|---|---|---|
| 指定した provider と違うモデルの応答が返る | ルーティング表(カテゴリ別の最安候補)が provider 指定を上書き | カテゴリ指定を外して provider を直指定。stderr のルーティング行を確認 |
| 生成コードが SyntaxError | 弱いモデルが引用符を全角化・f-string を壊す | モデルを上げて再生成。部分修正より作り直しが速い |
| 実装者が既存の防護(hook)を自作ファイルで解除して作業していた | 「止められたら回避する」と学習している | 仕様書冒頭に「防護解除ファイルを作らない。ブロックされたら止めて報告」を1行。作業後に該当パスの不在を ls で確認 |
| 「既にコミット済みに見える」と誤報告 | 作業ツリーの差分を自分の変更と誤認 | 委譲後は必ず自分で git status を撮る |
実測(参考)
- deepseek-chat: 仕様書 + 現行ソース 約 6,400 入力トークン → 286 行の実装 + 96 行のテスト(約 4,300 出力トークン)を 14 秒。監督の手直しはテスト1箇所
- 同じプロンプトを llama-3.3-70b に流した回は SyntaxError と致命的な判定バグで全破棄
よくある質問
+「安いLLMにコードをファイル単位で生成させて安全に書き出す(区切りマーカー+許可リスト+検収)」とは何ですか?
コーディングエージェントが動かない環境で、DeepSeek等のチャットAPIに複数ファイルの完全内容を出させ、許可リスト付きsplitterで書き出し、テスト・diff・致命パターンで検収する型。ルーティング上書きやコピー癖などの失敗表つき
+どれくらいトークン(費用)を節約できますか?
ゼロから開発すると約9,000トークンかかりますが、この巻物を使えば約2,600トークンで済みます。差し引き約6,400トークン(API料金換算で約10円)・71%の節約です。
+どうやって使いますか?
無料です。MDファイルを Claude Code などのAIに読み込ませるだけ。ワンライナーをターミナルに貼れば実装が始まります。要件定義や技術調査を省いて実装だけにトークンを使えます。
+どのAIツールに対応していますか?
claude-code、cursor、codex-cli に対応しています。
+商用利用できますか?
ライセンスは「商用利用可 (再販不可)」です。
🤝 自分でAIを動かすのは、まだ不安…という方へ
この巻物の内容を、AIを使うプロに丸ごと任せることもできます。姉妹サービスAI代行堂なら「LINEで頼むだけで、仕事が完成」。
関連する巻物
スマホ(Remote Control)から即相談できる Claude Code タブを VS Code に毎朝自動で用意する
自作VS Code拡張で公式Claude Codeのコマンド(editor.openLast/newConversation/renameSessionTab)を叩き、名前付きタブをN本自動補充。夜間はWM_CLOSE→再起動で毎朝揃える。--bg/ターミナル経路・タブ0でのnewConversation・SendKeys再読み込みが失敗する実測付き
夜間ジョブ異常を通知で終わらせず自動修復→AI修理PR→人へ引き渡す閉ループ
監視の『検知して通知』の後段に、決定的Playbook→AIコーダーの隔離worktree修理PR→持ち越し→人への3要素引き渡し、を足す実装指示書。argvで指示を渡すな等の実測の落とし穴つき
ドキュメント駆動開発プロセス CLAUDE.md — 作るものを固めてから書かせる
「AIが暴走して意図と違うものを作る」を根絶する開発プロセス指示書。UI仕様→機能設計→実装の順をAIに強制し、1ファイルごとに承認ゲートを挟む。受託開発・チーム開発向け。
この巻物、誰かのトークンも救えます
𝕏 で節約レシートをシェア