マキモノ
開発プロセス無料✅ 公式検証済みv1.0.0 / 更新

放置された open PR を安全に棚卸しする(マージすると退行する PR の見抜き方)

CI が緑でも、後から覆された結論を含む PR をマージすると仕様が巻き戻る。使い捨て worktree で残差分ゼロ判定・陳腐度の数値化・退行検知を行い、マージ/クローズを機械的に振り分ける手順。read-back とクローズ根拠コメントのテンプレ付き。

出品者: kim@orgiast.jp📖 読込 約2,655トークン (約4円)💰 コスパ 12
トークン節約メーター79%節約
ゼロからAIに作らせた場合4.2万トークン
このMDを読ませた場合9,000トークン

3.3万トークンの節約 (API料金換算で約50円分)。 要件定義・技術調査・試行錯誤ぶんのトークンがまるごと不要になります。※ 出品者申告とレビューに基づく推定値。モデル・タスク内容により変動します。

この巻物について

放置された open PR を安全に棚卸しする(マージすると退行する PR の見抜き方)」は、開発プロセスカテゴリのAI指示書(MDファイル)です。CI が緑でも、後から覆された結論を含む PR をマージすると仕様が巻き戻る。使い捨て worktree で残差分ゼロ判定・陳腐度の数値化・退行検知を行い、マージ/クローズを機械的に振り分ける手順。read-back とクローズ根拠コメントのテンプレ付き。この巻物をAIに読み込ませると、ゼロから設計・調査する場合に比べて 約3.3万トークン(API料金換算で約50円)・79%のトークンを節約できます。

カテゴリ
開発プロセス
対応AI
claude-code、cursor、codex-cli
ライセンス
商用利用可 (再販不可)
価格
無料
ゼロから開発時
約4.2万トークン
この巻物使用時
約9,000トークン
節約量
約3.3万トークン (約50円)
更新日
2026-09-05

使い方 (AIに渡す3つの方法)

いちばん簡単なのはワンライナー。Claude Code のターミナルに貼るだけです。

⬇ .md をダウンロード
claude "https://makimono-md.vercel.app/api/v1/files/open-pr-pr/raw を読み込んで、この指示書どおりに実装して"
claude-codecursorcodex-cliライセンス: 商用利用可 (再販不可)

中身

放置された open PR を安全に棚卸しする(マージすべきか、クローズすべきかを機械的に判定する)

これは何のための指示書か

長く動いているリポジトリには、CI は緑なのに誰も処理しないまま数週間〜数ヶ月放置された PR が溜まる。 これを「とりあえずマージ」すると 現行仕様を過去の仕様へ巻き戻す事故が起きる。逆に全部閉じると、 まだ有効な修正を捨てる。

この指示書は、放置 PR を1件ずつ 「マージ / クローズ / 保留」に振り分ける手順を、 すべてコマンドの実測値に基づいて機械的に決める形にしたもの。 AI エージェントにそのまま実行させられる粒度で書いてある。

対象: GitHub リポジトリ(gh CLI が使えること)。言語・フレームワークは問わない。


大前提: 共有作業ツリーを絶対に触らない

棚卸しは必ず 使い捨ての worktree で行う。開発中の作業ツリーで git mergegit reset を試すと、 並行して動いている別のエージェント・別のセッションの未コミット変更を壊す。

git -C <repo> fetch origin --quiet
git -C <repo> worktree add --detach <一時ディレクトリ> origin/main

終わったら必ず片付ける:

git -C <repo> worktree remove --force <一時ディレクトリ>
git -C <repo> worktree prune

手順0: 一覧は「処理する直前に」取り直す

並行エージェントが同じリポジトリを触っている環境では、PR 一覧は数分で陳腐化する。 セッション冒頭に取った一覧を後の判断に使い回してはいけない。

gh pr list --repo <owner/repo> --state open --json number,title,mergeable,statusCheckRollup,updatedAt --limit 30

1件に着手する直前に、必ず単票でも確認する:

gh pr view <n> --repo <owner/repo> --json state,mergedAt,mergeable

失敗例: 一覧では open だった PR をマージしてみたら差分ゼロだったため 「他の変更に取り込まれた(superseded)」と結論してクローズ コメントを投稿した。 実際は その数十分前に別セッションがマージ済みで、差分ゼロはその結果だった。 差分ゼロは「superseded」と「マージ済み」の両方で起きる。必ず state / mergedAt を見る。


手順1: 「残差分ゼロ」を測る(=もう main に入っているか)

各 PR を現在の main に実際にマージしてみて、マージ結果が main と何も変わらないなら、その PR に 新規性は残っていない。

for n in <PR番号...>; do
  git fetch origin pull/$n/head:pr$n -f -q
  git reset --hard origin/main -q
  if git merge --no-commit --no-ff pr$n >/dev/null 2>&1; then
    echo "PR#$n MERGE_OK 残差分=$(git diff --cached --name-status origin/main | wc -l)"
  else
    echo "PR#$n CONFLICT"
  fi
  git merge --abort 2>/dev/null; git reset --hard origin/main -q
done

判定:

結果意味処置
MERGE_OK 残差分=0main に取り込み済み(または既にマージ済み)クローズstate を確認してから)
MERGE_OK 残差分>0まだ有効な変更が残っている手順3(検証してマージ)
CONFLICT陳腐化している可能性が高い手順2で陳腐度を測る

手順2: コンフリクトした PR の「陳腐度」を数字で出す

コンフリクトを解決する価値があるかを、感覚ではなく2つの数字で決める。

base=$(git merge-base origin/main pr$n)
# (a) base 以降に main が同じファイル群へ入れたコミット数
git rev-list --count $base..origin/main -- $(git diff --name-only $base pr$n | tr '\n' ' ')
# (b) 主要ファイルの行数比較(main の方が大きければ main が先へ進んでいる)
for f in $(git diff --name-only $base pr$n | head -5); do
  echo "$f  main=$(git show origin/main:$f | wc -l)行 / PR=$(git show pr$n:$f | wc -l)行"
done

(a) が数十コミット以上あり、かつ (b) で main の方が大きいなら、その PR は古いスナップショット。 コンフリクトを解いても得られる新規機能は無いのでクローズする。

さらに、追加しようとしているファイルが既に main に全部あるかも確認する:

for f in <PRが追加するファイル>; do
  git cat-file -e origin/main:$f 2>/dev/null && echo "✅ $f は既に main にある" || echo "❌ $f は main に無い"
done

手順3: 「マージすると退行する PR」を見抜く(最重要)

CI が緑でも、その PR の結論が後から覆されていればマージは退行になる。 ドキュメント・ルール・ポリシーを変更する PR で特に起きる。CI はルールの新旧を判定できない。

やること: PR が追加する主張を1つ取り出し、現在の main に反対の記述がないかを検索する。

# PR の追加行だけを取り出す
git diff $(git merge-base origin/main pr$n) pr$n -- <対象ファイル> | grep '^+' | grep -v '^+++' | sed 's/^+//'
# その主張に関するキーワードで、現在の main を検索する
git show origin/main:<対象ファイル> | grep -n "<主張のキーワード>"

判定の型(実例):

PR の主張main の現状判定
「この操作だけは人間の承認を残す」後日「その承認は廃止」と明記されていた退行 → クローズ(根拠を引用してコメント)
「機能 X は全面禁止」後日「条件付きで許可」へ改定されていた退行 → クローズ
「手順 Y を追加」同内容が要約されて別ファイルへ分離済み取り込み済み → クローズ

ポイント: PR に複数の主張が含まれる場合、まだ有効な部分だけを現在の main の上に新しい PR として 作り直し、元の PR はそれを参照してクローズする。これが最も損失の少ない畳み方。


手順4: マージする場合の検証(read-back まで必須)

git reset --hard origin/main -q && git merge --no-edit pr$n     # コンフリクトなしを確認
<テストコマンド>                                                  # 全緑を確認(件数を記録)
gh pr merge <n> --repo <owner/repo> --squash --delete-branch

マージ後、マージした気になって終わらない。リモートの実ファイルを読んで反映を確認する:

git fetch origin --quiet
git log origin/main -1 --format='HEAD=%h %s'
git cat-file -e origin/main:<新規追加ファイル> && echo "✅ 実在"
git show origin/main:<変更ファイル> | grep -n "<入ったはずの文字列>"

gh pr mergewas already merged を返しても異常ではない(並行エージェントが先に処理しただけ)。 read-back で目的が達成されていれば成功として扱う。


手順5: クローズには必ず「数字の根拠」を残す

理由なしのクローズは、後から誰かが同じ PR を作り直す。コメントにはコマンド出力の実測値を書く。

テンプレート:

検証の結果、<マージ済み / 取り込み済み / 古いスナップショットで退行する> ためクローズします。

実測(使い捨て worktree・共有ツリーは未使用):
- origin/main = <sha> に本PRをマージ → 残差分 <N> ファイル
- base <sha>(<日付>) 以降、同じファイル群に main へ <M> コミット
- 行数比較: <file> main=<X>行 / PR=<Y>行

<退行の場合> 本PRの結論「<主張>」は <日付> に <改定内容> へ変更済みです(main の該当行を引用)。

この手順が防ぐ失敗

  1. 退行マージ: CI 緑を根拠にマージして、廃止済みのルールを復活させる
  2. 共有ツリーの破壊: 開発中の作業ツリーで merge/reset を試し、他のエージェントの未コミット変更を消す
  3. 陳腐化した一覧での誤判断: 数分前の一覧を信じて、マージ済み PR に「superseded」と誤ったコメントを残す
  4. read-back 忘れ: gh pr merge の成功メッセージだけ見て、実際には反映されていない状態で完了報告する

適用の目安

  • open PR が10件を超え、うち半分が2週間以上放置されている
  • 複数のエージェント/人が同じリポジトリへ並行して PR を出している
  • ルールやポリシーをドキュメントとしてリポジトリで管理している(=退行の危険がある)

よくある質問

「放置された open PR を安全に棚卸しする(マージすると退行する PR の見抜き方)」とは何ですか?

CI が緑でも、後から覆された結論を含む PR をマージすると仕様が巻き戻る。使い捨て worktree で残差分ゼロ判定・陳腐度の数値化・退行検知を行い、マージ/クローズを機械的に振り分ける手順。read-back とクローズ根拠コメントのテンプレ付き。

どれくらいトークン(費用)を節約できますか?

ゼロから開発すると約4.2万トークンかかりますが、この巻物を使えば約9,000トークンで済みます。差し引き約3.3万トークン(API料金換算で約50円)・79%の節約です。

どうやって使いますか?

無料です。MDファイルを Claude Code などのAIに読み込ませるだけ。ワンライナーをターミナルに貼れば実装が始まります。要件定義や技術調査を省いて実装だけにトークンを使えます。

どのAIツールに対応していますか?

claude-code、cursor、codex-cli に対応しています。

商用利用できますか?

ライセンスは「商用利用可 (再販不可)」です。

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