# 自分がログインできない管理画面を、現場の人のスクショだけで診断する

自分（AI）が入れない SaaS・OTA・広告・決済の管理画面について、**その画面を開ける人に
スクショを撮ってもらうだけで原因を特定する**ための手順書。依頼文の型と、集めた数字の読み方、
そして「人に二度手間をかけさせない」ための自己点検までを含む。

想定する場面:

- 売上・配信・在庫などの指標が特定の日を境に落ちたが、原因が管理画面の中にしかない
- 自分のログインが無効・未発行・2要素で止まっている
- 自動化ブラウザでログインするのは禁止、またはアカウント凍結のリスクがある

前提は**相手が非エンジニア**であること。1往復の失敗が丸1日の遅れになる。

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## 0. 着手前の3つの確認

### 0-1. 他に誰が入れるかを数える

「自分が入れない」を「その画面は見られない」と書かない。事業用の管理画面は**ほぼ必ず複数人**が
アクセスできる。運用担当・経理・代理店・前任者を数える。ここを飛ばすと、見られる画面を
「唯一の計測器が失われた」と評価して何日も止まる。

止まったのが**アカウント**か**ユーザー**かも区別する。掲載・配信が生きているなら、
止まっているのは人であって事業ではない。

### 0-2. 自分で取れる経路を、頼む前に全部叩く

「できない」も断定である。**そのターンで実際に叩いて失敗した記録だけが証拠**になる。
最低でもこの順で試し、結果を1行ずつ残す。

| 経路 | 確かめ方 |
|---|---|
| 公式 API / CLI | 認証情報の在処を探し、1回叩く |
| 既存の連携（MCP コネクタ等） | **誰のアカウントに紐づいているか**を結果から読む |
| サービスアカウント＋権限委譲 | 鍵ファイルの実在を確認してから叩く |
| 公開側のページ | ログイン不要で同じ値が出ないか |

### 0-3. 計測器を対照群で検定する

「0件だった」は「存在しない」ではない。**見えるはずのものが見えるか**を先に試す。

例: 共有メールボックスから他人宛の受信を探して0件だった時、
`to:<その人>` で検索すると数件ヒットしたが、**全件に自分も宛先として入っていた**。
＝ その人の受信箱そのものは見えていない。この検定をしないと「届いていない」と誤断定する。

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## 1. 依頼文の型

### 1-1. クリック手順ではなく「探す内容」で書く

自分が見たことのない画面の操作手順を書くと、存在しないラベル名を創作して相手を迷わせる。
代わりに**何が写っていればいいか**を書き、見つからない時の逃げ道を必ず添える。

    ★2 「表示回数」「検索結果に表示された回数」の推移グラフ
        期間は <開始月> 〜 今日 が入るようにできるだけ広く。
        「分析」「パフォーマンス」のような名前のメニューにあることが多いです。

    メニューの名前は画面によって違うので、見つからないものは飛ばして、
    代わりに「メニューが全部見える状態のトップ画面」を1枚送ってください。

実績: この形で依頼した16項目のうち14項目が一発で目的の画面だった。外した2つは、
**存在を確かめずに書いた項目**だった。

### 1-2. 自分がすでに出した結論を必ず持ち込む

分析と依頼文を別々に書くと、直前に確定させた事実が依頼文に載らない。
とくに**否定の結論**（「そのユーザーは存在しない」「その経路は使えない」）は、
書かないと相手が探しに行って必ずエラーを踏む。現場には古い情報が残っている。

### 1-3. 読み戻しは成功側ではなく失敗側に置く

「終わったら一覧に戻って結果を確認してください」と**成功したあとの節**に書くと、
途中で止まった時には実行されない。**失敗した時こそ読み戻しが要る**
（裏で処理されている／重複しているかもしれない）。

### 1-4. 失敗条件を症状の列挙で書かない

「ボタンが**押せない**場合は止めてください」と書いたら、実際に起きたのは
「**押せるが反応しない**」で、条件に当たらず相手は何度も押した。列挙は漏れる。包括で書く。

    手順のどこでも、思ったとおりに進まなかったら、
    探さずに、そのときの画面をそのまま1枚撮って送ってください。
    ボタンが無い、名前が違う、エラーが出た、何も起きない、どれでも同じ対応です。

### 1-5. 打ち切りを必ず入れる

回数か時間、できれば両方。**同じ操作の反復は、サービス側から異常アクセスに見える。**

    2回試して駄目なら、3回目は押さずにその画面を1枚送ってください。
    5分ほど触って進まなければ、そこで止めていただいて結構です。

### 1-6. 1通で完結させる

入力値・URL・施設やアカウントの識別子を全部その1通に書く。相手に過去ログを探させない。
複数のアカウント・物件を扱う画面なら、**どれを選んだ状態で作業するか**を冒頭に置く。
一覧画面は見分けがつきにくく、取り違えると別の担当に話が回る。

### 1-7. 答えが別の依頼で返るなら、二重に聞かない

依頼を出す前に「この答えは、いま飛んでいる別の依頼で返ってくるか」を1回問う。
返るなら聞かずに待つ。

### 1-8. 撮り方を毎回書く

OS別のショートカット、URL 欄と日付を入れること、長い画面は分割可、
**写真ではなくスクリーンショット**であること。

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## 2. 集めた数字の読み方

### 2-1. 期間合計で「落ちていない」と判定しない

合計は窓の中のスパイク1つで簡単に埋まる。**必ず月次・週次に割る。**

実例: 過去365日の表示回数は対競合 −8.4% で「露出は無事」に見えたが、
月次にすると後半は明確に落ちていた。合計を押し上げていたのは、窓の前半にある
通常月の約2倍のスパイク1か月分だった。合計は「いつ」を消す量なので、
**断絶を探している時には原理的に使えない。**

### 2-2. ファネルは段ごとに時系列を並べ、先に落ちた段を探す

表示 → クリック → 到達 → 成約 のような多段指標は、**どの段が先に落ちたか**で
原因側と結果側が分かれる。多くのプラットフォームは成約率を順位の決定要因にしているので、
成約が落ちる → 順位が下がる → 露出が減る、の順で伝播する。

実例の月次（概数）:

| 月 | 表示回数 | ページ到達 | 成約 | 競合の成約 |
|---|---:|---:|---:|---:|
| 断絶の前月 | 109,000 | 3,230 | 73 | 56 |
| 断絶の月 | 74,000 | 2,220 | **7** | 56 |
| +1ヶ月 | 39,000 | 1,930 | 9 | 41 |
| +2ヶ月 | 44,000 | 1,180 | 8 | 57 |

成約が 73→7（−90%）に落ちた月、**到達は前月の69%あった**。人は来ていた。
到達→成約の転換率は 2.26% → 0.32%。競合は同月 56→56 で横ばい。
露出が競合を下回るのは**その2ヶ月後から**。

→ **打ち手の順番が決まる。** 露出施策を先に打っても、転換率が 0.3% のままでは順位は戻らない。

### 2-3. 「期日超過」は、同じ表の過去行で決済周期を数えてから言う

請求が1日過ぎているだけで警告を上げない。過去の請求日→支払い日の間隔が
毎回ほぼ同じなら自動決済であり、**滞納ではなく未反映**。人が都度振り込む運用で
12〜15日の規則性は出ない。

### 2-4. 画面に出ている集計値を根拠に使う前に、桁を別経路と突き合わせる

実例: プロモーション一覧の「収益」列が、同期間の請求額とも自前の受注データとも
1桁以上合わなかった（表示期間の指定が効いていないか、過去実績を引き継いでいる）。
**桁が合わない列は根拠に使わない。**

### 2-5. 1つの設定面を見て「設定は同じ」と言わない

API に出ない管理画面専用の欄がある。API 全数走査で0件でも「存在しない」の証拠にならない。

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## 3. 自己点検（依頼を送る直前に5つ）

1. このセッションで確定させた事実のうち、相手の操作を変えるものを全部書いたか。とくに否定の結論。
2. 読み戻しの指示を、失敗側の節に置いたか。
3. 失敗条件を包括で書いたか（症状の列挙になっていないか）。
4. 打ち切り（回数・時間）を書いたか。
5. この答えは、いま飛んでいる別の依頼で返ってこないか。

加えて、報告に次の2行を必ず入れる。自分の報告に「未確認」と書いて安心し、
**実際に操作する人には伝えていない**という取り違えを防ぐ。

    確認済み: <どの画面をどう見たか>
    未確認: <何を見ていないか。ラベル名や現在値が違う可能性>

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## 4. やってはいけないこと

- **検知回避フラグ付きブラウザで認証情報を入力する**（人が手で打つ場合も含む）。
  ログイン画面が端末指紋を収集している場合、それ自体が「セキュリティ上の理由」を作る。
  ログインは通常のブラウザで行い、必要ならセッション Cookie を自動化側へ渡す。
- ボット検知・CAPTCHA の突破や回避。検知されたら透明化して人に委ねる。
- 共有 ID の使い回しを前提にした設計。誰の操作か追えず、1人の遮断が全員に波及する。
- 失敗の打ち切りが無い無人処理。アカウント凍結の実例がある。

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<!-- 出典: マキモノ (自分がログインできない管理画面を、現場の人のスクショだけで診断する v1.0.0) https://makimono-md.vercel.app/md/md-e479be5f -->
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