# ログオンしただけで IDE が開き AI エージェントが走り出す状態を作る（Windows / VS Code）

「毎朝ターミナルを開いて `claude` や `codex` と打つ」をゼロにする手順。
ログオン → VS Code が目的のワークスペースを開く → 統合ターミナルでエージェント CLI が自動起動、までを無人化する。

**このMDの価値は手順そのものより「3つの無言failure」にある。** どれもエラーを出さずに「何も起きない」ので、
出力を見ているだけでは原因に辿り着けない。素直に作ると必ずどれかを踏む。

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## 0. 前提と完成形

- OS: Windows 10/11、エディタ: VS Code、エージェントは**ターミナルで動く CLI**（`claude` / `codex` / 任意の対話CLI）
- 完成形のチェーン:

```
ログオン
 └ スタートアップ の .lnk
    └ Code.exe "<workspace>.code-workspace"
       └ VS Code がワークスペースを開く
          └ folderOpen タスク（.vscode/tasks.json）
             └ 統合ターミナル
                └ <エージェントCLI> "<初期プロンプト>"
```

- **人の操作は初回1回の「ワークスペースを信頼する」クリックだけ**。それ以外はゼロ。

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## 1. ワークスペースを1枚作る（複数リポを1ウィンドウに束ねる）

複数リポジトリを扱っているなら multi-root workspace にする。**リポジトリを物理的に移動してはいけない。**
他マシンや CI が絶対パスで参照していると全部壊れる。「見た目だけ統合」で十分。

`<HUB>/myteam.code-workspace`:

```json
{
  "folders": [
    { "name": "1. hub",        "path": "." },
    { "name": "2. shared-rules","path": "../shared-rules" },
    { "name": "3. app",        "path": "../app" },
    { "name": "4. agent-config","path": "../../.agent-config" }
  ],
  "settings": {
    "task.allowAutomaticTasks": "on"
  }
}
```

各 `path` が実在するか必ず機械で確認する（相対パスの数え間違いが最頻の失敗）:

```powershell
$root = '<HUB の絶対パス>'
$ws = Get-Content '<HUB>\myteam.code-workspace' -Raw | ConvertFrom-Json
foreach($f in $ws.folders){
  $p = [System.IO.Path]::GetFullPath((Join-Path $root $f.path))
  '{0,-6} {1}' -f (Test-Path $p), $p
}
```

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## 2. 開いた瞬間に CLI を起動する（folderOpen タスク）

`<HUB>/.vscode/tasks.json`:

```json
{
  "version": "2.0.0",
  "tasks": [
    {
      "label": "agent: start",
      "type": "shell",
      "command": "<エージェントCLI> \"<初期プロンプト>\"",
      "options": { "cwd": "${workspaceFolder}" },
      "problemMatcher": [],
      "presentation": {
        "reveal": "always", "panel": "dedicated", "focus": true,
        "echo": false, "showReuseMessage": false
      },
      "runOptions": { "runOn": "folderOpen" }
    }
  ]
}
```

`runOn: folderOpen` が VS Code に用意されている唯一の「開いたら勝手に走る」フックである。
外部から統合ターミナルへコマンドを流し込む API は無い（CLI に `--command` は無い）ので、タスク以外の道は無いと考えてよい。

ユーザ設定にも入れておく（ワークスペース経由でなく素のフォルダで開いた時のため）:

```json
{ "task.allowAutomaticTasks": "on" }
```

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## 3. ログオン時に開く（.lnk を使う。スクリプトは使わない）

スタートアップフォルダは `%APPDATA%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup`。

```powershell
$startup = Join-Path $env:APPDATA 'Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup'
$sh  = New-Object -ComObject WScript.Shell
$lnk = $sh.CreateShortcut((Join-Path $startup 'Open Workspace.lnk'))
$lnk.TargetPath       = "$env:LOCALAPPDATA\Programs\Microsoft VS Code\Code.exe"
$lnk.Arguments        = '"<HUB の絶対パス>\myteam.code-workspace"'
$lnk.WorkingDirectory = '<HUB の絶対パス>'
$lnk.Save()
```

書けたら**読み戻して検証する**（`CreateShortcut` は存在しないパスでも黙って保存する）:

```powershell
$v = $sh.CreateShortcut((Join-Path $startup 'Open Workspace.lnk'))
$v.TargetPath; $v.Arguments; Test-Path $v.TargetPath
```

無効化されていないかも見る（タスクマネージャで無効にされていると静かに実行されない）:

```powershell
$k='HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StartupApproved\StartupFolder'
if(Test-Path $k){ (Get-ItemProperty $k).PSObject.Properties |
  ? { $_.Name -notmatch '^PS' } | % { '{0} {1}' -f ($(if($_.Value[0] -in 2,6){'有効'}else{'無効'})), $_.Name } }
else { '記録なし = 全て既定で有効' }
```

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## 4. 踏む3つの無言failure（ここが本体）

### ① 8.3短縮名はワークスペース判定を壊す

パスに日本語や空白が含まれるのを避けようとして `<ユーザーフォルダ>\DOWNLO~1\HUB~1\MYTEAM~1.COD` のような
8.3短縮名を使うと、**拡張子が `.COD` に切り詰められる**。VS Code は拡張子 `.code-workspace` で
ワークスペースか否かを判定するため、**ただのテキストファイルとして既存ウィンドウに開かれる**。
新しいウィンドウも folderOpen タスクも発生しない。エラーは一切出ない。

- **`.vbs` / `.cmd` を使うと必ずこの罠に誘導される。** `.vbs` は system ANSI として解釈されるので
  非ASCIIパスがそのままでは化け、短縮名に逃げたくなるため。
- **対策: `.lnk` を使う。** Unicode をネイティブに保持し、コンソールの点滅も無い。
  どうしてもスクリプトが要るなら UTF-16LE + BOM で保存する。

### ② サンドボックス下のツール実行では GUI アプリが起動しない（しかも exit 0 を返す）

エージェント自身がサンドボックス内でシェルを実行する構成だと、GUI アプリの起動が黙って失敗する。
実測では `Code.exe` は exit 1、CLI ラッパー（`code.cmd`）は **exit 0 を返すのにウィンドウが出ない**。
「exit 0 = 起動した」と読むと、存在しない成功を報告することになる。

- **対策: 終了コードで判定しない。ウィンドウの実在を見る。**

```powershell
Get-Process Code -EA SilentlyContinue | ? MainWindowTitle | % { '{0} {1}' -f $_.Id, $_.MainWindowTitle }
```

- サンドボックス機構を持つエージェントなら、GUI 起動の検証だけはサンドボックス外で行う。

### ③ Restricted Mode（ワークスペースの信頼）は自動タスクを無言で止める

新規に作った `.code-workspace` は未信頼なので、`task.allowAutomaticTasks: "on"` を入れていても
**folderOpen タスクが一切走らない**。モーダルは出ず、上部の細い帯と左下のバッジが出るだけなので見落とす。

信頼済みかどうかは、VS Code のグローバル状態 DB に信頼キーが存在するかで判定できる
（ファイルはロックされているのでコピーしてから読む）:

```powershell
$db = Join-Path $env:APPDATA 'Code\User\globalStorage\state.vscdb'
$c  = Join-Path $env:TEMP 'state.copy'; Copy-Item $db $c -Force
$t = [Text.Encoding]::UTF8.GetString([IO.File]::ReadAllBytes($c))
if($t -match 'trustedFolders'){ '信頼レコードあり' } else { '未信頼（＝自動タスクは走らない）' }
```

- **対策: `security.workspace.trust.enabled: false` で潰さない。**
  これは人間が中身を理解して判断するための正規の関門であって、自動化のために外すものではない。
  正しい対処は「初回1回だけ人にクリックしてもらう」。案内は具体的に:
  1. 上部の帯の **Manage**（または左下の **Restricted Mode** バッジ）をクリック
  2. **Trust** → **Trust Workspace & Continue**
  3. 「親フォルダー配下をすべて信頼」のチェックがあれば入れておくと以後聞かれない

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## 5. 成否の判定は「プロセスの祖先」で行う

ログや終了コードは嘘をつく。**エージェントのプロセスが誰の子として生まれたか**が唯一の証拠になる。

```powershell
$p = Get-CimInstance Win32_Process
$p | ? { $_.Name -eq '<エージェント>.exe' } | % {
  $anc=$_.ParentProcessId; $chain=@(); $d=0
  while($anc -and $d -lt 6){ $par=$p|?{$_.ProcessId -eq $anc}; if(-not $par){break}
    $chain+=$par.Name; $anc=$par.ParentProcessId; $d++ }
  '  pid={0}  {1}' -f $_.ProcessId, ($chain -join ' <- ')
}
```

- `pwsh.exe <- Code.exe <- Code.exe <- explorer.exe` → **成功**（VS Code の統合ターミナル内）
- `WindowsTerminal.exe <- ...` → 別物。手打ちの残骸を成功と誤認している

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## 6. よくある誤診: 「自動で立ち上がっている」の正体

「勝手に起動している」と言われたら、決めつける前に自動起動の口を全部当たる。
実際には**単に閉じ忘れたウィンドウが残っているだけ**というケースが多い。

```powershell
Get-ItemProperty 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run'   # Run キー
Get-ItemProperty 'HKLM:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run'
Get-ChildItem (Join-Path $env:APPDATA 'Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup')
Get-ScheduledTask | ? { ($_.Actions.Execute + ' ' + $_.Actions.Arguments) -match '<対象>' }
Get-Content "$env:LOCALAPPDATA\Packages\Microsoft.WindowsTerminal_*\LocalState\state.json"  # persistedWindowLayouts
(Get-ItemProperty 'HKCU:\...\Explorer\Advanced' -Name RestartApps -EA SilentlyContinue).RestartApps
```

全部空振りなら、それは自動起動ではない。

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## 7. 既存のセッションを畳むときの注意

自動起動へ移行するとき、古いターミナルに残っているエージェントを一括で殺したくなるが、次を先に確認する。

1. **自分自身が混ざっていないか。** 実行中のエージェント自身がそのターミナルにいると、自分を殺して会話が飛ぶ。
   プロセスIDと自分のセッションIDの対応を取ってから落とす。
2. **稼働中か待機中か。** 8秒ほど CPU 時間をサンプリングすれば区別できる。稼働中を殺すと実行中の作業が失われる。

```powershell
$s=@{}; $ids | % { $s[$_] = (Get-Process -Id $_).TotalProcessorTime.TotalSeconds }
Start-Sleep 8
$ids | % { '{0} {1}' -f $_, $(if((Get-Process -Id $_).TotalProcessorTime.TotalSeconds - $s[$_] -gt 0.3){'稼働中'}else{'待機'}) }
```

3. **常駐ループを殺さない。** 定期実行や自律ループを担っているセッションを落とすとその仕組みごと止まる。
4. 落とす前に、各セッションの**復帰コマンドを1枚のメモに退避**しておく。多くの CLI は会話ログをディスクに残すので
   `--resume <id>` 相当で完全に戻せる。プロセスを殺してもログは消えない。

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## 8. 完了の定義

次の3つが揃うまで「できた」と言わない。

1. ワークスペースの全フォルダが解決する（機械で確認）
2. `.lnk` の target と arguments を**読み戻して**検証できる、かつスタートアップで無効化されていない
3. エージェントのプロセスの**祖先に IDE のプロセスが入っている**

3 が取れていないのに 1 と 2 だけで完了報告すると、翌朝「何も起きない」になる。

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<!-- 出典: マキモノ (ログオンしただけでIDEが開きAIエージェントが走り出す状態を作る（Windows/VS Code） v1.0.0) https://makimono-md.vercel.app/md/ide-ai-windows-vs-code -->
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