# 複合機のスキャン共有フォルダを Google ドライブへ「スキャン直後」に自動アップする（Windows・rclone・常駐1本）

## 目的
複合機が `\\<ファイルサーバー>\<共有>\<スキャンルート>\<人名>scan\...` に PDF を置く。これを Google ドライブの指定フォルダへ、スキャン後およそ1分以内に自動でコピーする。PC が夜間に電源 OFF でも、起動時に取りこぼしを回収する。

## 構成（推奨）
- **rclone**（`winget install Rclone.Rclone`）で Drive へコピー。同名・同サイズは自動でスキップするので重複アップしない。
- **PowerShell 7 の常駐スクリプト1本**を、タスクスケジューラの「ログオン時」トリガーで隠し起動する。
  - 即時: `System.IO.FileSystemWatcher`（IncludeSubdirectories、InternalBufferSize 65536、Created/Changed/Renamed）
  - 保険: 起動直後と10分ごとに `rclone copy <src> <remote> --max-age <カットオフ> --min-age 60s --exclude "*.lnk"`
- 実測の負荷は、待機中 CPU 0.01%・メモリ 約60MB。SMB 共有でも変更通知は届く（事前に `WaitForChanged` で単体確認すること）。

## 手順
1. 共有の到達性と規模を測る（フォルダごとの件数・GB・直近30日の件数）。過去分をアップするか、カットオフ以降だけにするかを決めてもらう。
2. `rclone config create <remote名> drive scope=drive root_folder_id=<DriveフォルダID>` を実行する（ブラウザで1回同意してもらう）。
3. `rclone lsd <remote名>:` で接続を確認する。**Drive 側に既存のフォルダ名があれば、それに合わせた対応表を作る**（例: `○○scan`→`○○`、`FAX`→`受信FAX`）。
4. 常駐スクリプトの要件:
   - 名前付き Mutex で多重起動を防ぐ
   - 初回起動時刻を `cutoff.txt` に保存し、それより前のファイルは対象外にする
   - watcher のイベントは pending に積むだけにする。メインループ（5秒）で「最終イベントから15秒経過」かつ「`[IO.File]::Open(p,'Open','Read','None')` で排他オープンできる」ものを `rclone copyto` する（**書き込み途中の PDF を上げないため**）
   - 失敗したら60秒後に再試行する。watcher の Error イベントや共有の切断時は watcher を作り直し、すぐにスイープする
   - Src 直下のファイルと `*.lnk` は対象外にする。コピーのみで、削除は同期しない
5. タスクを登録する: `New-ScheduledTaskSettingsSet -ExecutionTimeLimit 0 -RestartInterval 1分 -RestartCount 999 -MultipleInstances IgnoreNew -AllowStartIfOnBatteries`
6. E2E 確認: **watcher が起動したことをログで見てから**テストファイルを置き、ログの `UP` 行と Drive 側の実ファイルを両方確認する。監視開始前に置いたファイルは、次のスイープで `Copied (new)` になることも確認する。テストファイルは両側から消す。

## 罠
- **導入直後の1分間は `--min-age 60s` > `--max-age <カットオフ>` になり、rclone が全フォルダで CRITICAL を出す。** カットオフから120秒未満のスイープは飛ばす。
- `Get-Command pwsh.exe` は複数ヒットすると配列を返し、`New-ScheduledTaskAction -Execute` が型エラーになる。`| Select-Object -First 1` を付ける。
- pwsh は起動に10秒以上かかることがある。テストファイルは watcher 開始のログが出てから置く（先に置くと「通知が来ない」と誤診する）。
- rclone 共用の client_id は廃止予告が出ている。長期運用では、自前の OAuth クライアント ID を `rclone config update <remote> client_id=… client_secret=…` で設定して再認証する。または、Workspace のドメイン全体の委任を使うサービスアカウントに切り替える。
- アップしたファイルの持ち主は、OAuth で同意したアカウントになる（そのアカウントの容量を使う）。

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<!-- 出典: マキモノ (複合機のスキャン共有フォルダをGoogleドライブへスキャン直後に自動アップする v1.0.0) https://makimono-md.vercel.app/md/google -->
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