# ハードコードされたドロップダウン enum を「設定で編集できる DB マスタ」に移行する

Webアプリで、種別・カテゴリ等の選択肢が **複数の UI ファイルに配列でベタ書き** され、さらに **DB の CHECK 制約 / enum** でも固定されている状態を、**利用者が設定画面から自分で追加・編集できるマスタテーブル**に一本化する手順。新カテゴリ追加のたびにコード改修＋マイグレーションを複数箇所で行う運用を解消する。

想定スタック: 任意の SQL DB（Postgres 等）＋サーバーサイドレンダリングの Web フレームワーク。以下は一般化した手順。

## 手順

### 1. マスタテーブルを新設
```sql
create table if not exists <items> (
  id uuid primary key default gen_random_uuid(),
  name text unique not null,
  sort_order int not null default 100,
  is_active boolean not null default true,
  created_at timestamptz not null default now()
);
-- 既存でハードコードされていた全選択肢の「和集合」をシード(冪等)
insert into <items> (name, sort_order) values ('<値1>',1),('<値2>',2), ... 
on conflict (name) do nothing;
```
※ UI ごとに配列がバラバラ（違う値集合）なことが多い。**全 UI の値の和集合**を必ずシードする。

### 2. 固定 CHECK / enum 制約を撤廃
```sql
alter <対象カラムの型/テーブル> drop constraint if exists <column>_check;
```
値の正当性は「マスタから選ばせる UI」で担保する方式に切り替える。これをやらないと、マスタに足した新値を保存した瞬間 CHECK 違反で弾かれる。

### 3. 共通ヘルパーで選択肢を供給
`getActive<Items>()` = `is_active=true` を `sort_order` 昇順で返す関数を1つ作り、**全ての select がこれを呼ぶ**（ベタ書き配列を全廃）。ページはサーバー側で取得。
- **現在値がマスタに無い場合の保険 option を必ず足す**（無効化済み/旧値でも、既存レコードの選択が UI から消えないように）。

### 4. 設定画面に CRUD を追加
一覧（名前/並び順/有効無効）＋追加＋リネーム＋有効/無効トグル。既存の「マスタ管理」系設定ページを雛形にすると速い。

### 5. 書き込みは管理者クライアント(RLS バイパス)で
テーブルの行レベルセキュリティが「管理者のみ書込」でも、**設定操作のサーバーアクション自体が認証ゲート**なので、アクション内では admin/service ロールのクライアントを使い、一般権限の利用者でも self-serve で編集できるようにする。

## 落とし穴（必ず守る）
- **値でロジック分岐しているコードは絶対に触らない**。`if (type === "特定値") {...}` のような value-keyed 分岐は選択肢の供給源変更とは無関係。**マスタで値をリネームするとこの分岐が壊れる**ので、リネームは分岐対象値を避けるか同時にコードを直す。
- 同じ意味で違う表記の値（例 "A" と "A社向け"）が別 UI に混在していることがある。統合時に**別値として両方残す**か、リネーム辞書で寄せるかを先に決める。
- CHECK 撤廃は「アプリが唯一の入口」である前提。DB を直接叩く経路があるなら、トリガや FK で別途担保する。

## 検証（完了報告の前に必ず）
1. 型チェック。
2. マイグレーション適用後、マスタ内容を **read-back**（シード件数・新値・制約が消えたこと）。
3. 各画面を実際に開いて選択肢がマスタ由来で出ること、設定画面で追加→即 select に反映されることを確認。

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<!-- 出典: マキモノ (ハードコードのドロップダウンenumを設定で編集できるDBマスタに移行する v1.0.0) https://makimono-md.vercel.app/md/enum-db -->
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