# Claude Code の hook が「登録済みなのに毎回死ぬ」のを潰す（Windows パス破損の検知）

## 症状

Claude Code が応答を終えるたびに、赤いスタックトレースが出る。

```
Error: Cannot find module 'C:hooksmy-rules	oolsmy-gate.mjs'
code: 'MODULE_NOT_FOUND'
```

パスの一部が消え、途中にタブのような空白が入っている。hook 自体は settings.json に
「書いてある」のに、node がファイルを見つけられない。

## 原因

`settings.json` の hook コマンドに Windows パスを**単一のバックスラッシュ**で書いている。

```json
"command": "node \"C:\hooks\my-rules\tools\my-gate.mjs\""
```

JSON のパーサはバックスラッシュをエスケープ開始として解釈する:

| 書いたもの | パーサが返すもの |
|---|---|
| `\h` `\m` `\k` | `h` `m` `k`（バックスラッシュが消える） |
| `\t` | TAB（1文字） |
| `\n` | 改行 |
| `\U` | `U`（消える。仕様上は不正だが多くのパーサが黙って落とす） |

結果、意図した `C:` `hooks` `my-rules` `tools` `my-gate.mjs` の連結は
`C:hooksmy-rules<TAB>oolsmy-gate.mjs` という実在しないパスになる。

**正しい書き方はバックスラッシュ二重、またはスラッシュ:**

```json
"command": "node \"C:\hooks\my-rules\tools\my-gate.mjs\""
"command": "node \"C:/hooks/my-rules/tools/my-gate.mjs\""
```

## なぜ気付けないのか（ここが本題）

この破損は**3つの検知層をすべてすり抜ける**。

1. **JSON として valid**。不正なエスケープでもパーサがバックスラッシュを落とすだけなので、
   保存時にもロード時にもエラーが出ない。
2. **hook の自己点検が名前の部分一致しか見ない**。よくある実装はこうなっている:

   ```js
   settings.hooks[event].some(g => g.hooks.some(h => String(h.command||'').includes(scriptName)))
   ```

   パスが壊れていても**ファイル名の文字列は残っている**ので「登録済み」と判定される。
3. **hook の失敗は処理を止めない**。Claude Code は hook が非ゼロで落ちても会話を続けるので、
   赤い出力を読み飛ばすと何ヶ月でも壊れたまま走る。

## 検知スクリプト（全 hook のパス実在を機械判定）

`verify-hooks.mjs` として置き、exit code で判定する。

```js
import fs from 'node:fs';

const HOME = process.env.USERPROFILE ?? process.env.HOME;
const CONFIG = process.argv[2] ?? `${HOME}/.claude/settings.json`;
const cfg = JSON.parse(fs.readFileSync(CONFIG, 'utf8'));

let total = 0, bad = 0;
for (const [event, entries] of Object.entries(cfg.hooks ?? {})) {
  for (const entry of entries) {
    for (const hook of entry.hooks ?? []) {
      // node "<path>" 形式の hook だけを対象にする
      const m = /^node\s+"([^"]+)"/.exec(hook.command ?? '');
      if (!m) continue;
      total++;
      if (!fs.existsSync(m[1])) {
        bad++;
        console.log('MISSING', event, '->', JSON.stringify(m[1]));
      }
    }
  }
}
console.log(`node-hooks=${total} missing=${bad}`);
process.exit(bad === 0 ? 0 : 1);
```

- `JSON.stringify` でパスを出すのが要点。**壊れたパスは素の表示では気付けない**
  （TAB や消えたバックスラッシュが可視化される）。
- 目視ではなく **exit code** で判定する。CI や SessionStart hook に載せられる。
- 自己点検 hook を持っているなら、名前の部分一致に**このパス実在チェックを足す**。

## 修復スクリプト

**シェル経由で書かないこと。ここで同じ罠を踏む。**

```bash
# ダメ: シェルがバックスラッシュをもう1層食う
node -e "...'C:\hooks\my-rules\...'..."
```

`node -e` に Windows パスを渡すと、シェル → node → JSON の**3層**でエスケープが競合する。
必ず**スクリプトをファイルに書いて実行**し、ファイル内では `C:/...`（スラッシュ）を使う。

```js
// fix-hook-path.mjs
import fs from 'node:fs';

const HOME = (process.env.USERPROFILE ?? process.env.HOME).replace(/\/g, '/');
const P = `${HOME}/.claude/settings.json`;              // スラッシュで書く
const BS = String.fromCharCode(92);                     // \ を文字コードで作る＝エスケープ地獄を回避
const Q  = BS + '"';                                    // ファイル内に現れる \" の並び

const bad  = 'node ' + Q + 'C:hooksmy-rules' + BS + 'toolsmy-gate.mjs' + Q;
const good = 'node ' + Q + ['C:', 'hooks', 'my-rules', 'tools', 'my-gate.mjs'].join(BS + BS) + Q;

let s = fs.readFileSync(P, 'utf8');
if (!s.includes(bad)) { console.log('NOT FOUND'); process.exit(2); }
s = s.split(bad).join(good);
JSON.parse(s);                                          // 書く前に妥当性を確認する
fs.writeFileSync(P, s);
console.log('FIXED');
```

- `String.fromCharCode(92)` でバックスラッシュを組み立てると、**ソース上にエスケープが一切現れない**。
  多層エスケープの読み間違いが原理的に起きなくなる。
- 正規表現ではなく `split().join()` を使う（パスは正規表現メタ文字の塊なのでエスケープ漏れが起きる）。
- **書く前に `JSON.parse` を通す**。settings.json を壊すと Claude Code が起動しなくなる。
- 事前にバックアップを取る（`settings.json.bak-<日付>`）。

## 手順

1. `node verify-hooks.mjs` を実行し、`missing=` の数を見る（exit code で判定）。
2. `MISSING` 行の `JSON.stringify` 出力を読み、壊れたパスの実際の姿を確認する。
3. バックアップを取る。
4. `fix-hook-path.mjs` で置換 → `JSON.parse` 検証 → 書き込み。
5. `node verify-hooks.mjs` を再実行し **`missing=0` / exit 0** を確認する。
6. 修復した hook 本体に stdin を流して**起動まで**確認する（パスが通っても中身が落ちる場合がある）:

   ```bash
   echo '{"hook_event_name":"Stop","session_id":"smoke"}' | node "C:/hooks/my-rules/tools/my-gate.mjs"; echo "exit=$?"
   ```

7. **hook 設定はセッション開始時に読まれる**ので、直しても現在のセッションでは赤い出力が残る。
   「消えない」と判断する前に新しいセッションで確認する。
8. 設定を自動生成する installer 側にも同じ壊れた文字列が無いか grep する
   （あると次の同期で再破損する）。

## 落とし穴まとめ

- 壊れたパスは**JSON として valid** なので保存時に気付けない。
- 自己点検が**ファイル名の部分一致**だと壊れたパスを「登録済み」と誤認する。
- hook の失敗は**会話を止めない**ので放置される。
- **`node -e` にパスを渡すな**。シェルがもう1層食う。スクリプトはファイルに書く。
- 検証は**目視でなく exit code**。壊れたパスは目で見て気付けない。
- 修復後の確認は「パスが実在する」と「hook が起動する」を**セットで**やる。

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<!-- 出典: マキモノ (Claude Code の hook が「登録済みなのに毎回死ぬ」のを潰す v1.0.0) https://makimono-md.vercel.app/md/claude-code-hook -->
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